発達障害

カテゴリ【発達障害】について

このカテゴリは当事者の僕の人生を通じて、世の中の発達障害で日々大変な想いをしている方、お子さんなど家族の方が発達障害でどう育てたり向き合ったら良いか悩んでいる方などに参考やヒントになることをお届けできたらという想いで作りました。

僕が発達障害としてどんな人生だったか簡単にこちらの記事に書いてありますのでよかったら読んでみてください。

また発達障害のことを書いていくとプロフィールと同じ内容になってしまうので、ここでは発達障害カテゴリーの中のさらに4つに分かれた子カテゴリーについての想いや狙いを書いていこうと思います。

このカテゴリーの趣旨

このカテゴリーの趣旨となっている発達障害のために何ができないか、と考えてくれている医療&福祉スタッフ

このカテゴリーでは発達障害の当事者として日常で感じたことを書いていこうと思います。どんな方たち向けかというと…

  • 同じ発達障害を持って仕事や対人関係に悩んでいる人たち
  • 発達障害のお子さんがいて育て方に迷っている親御さんたち、または福祉の仕事をしている人たち
  • 発達障害を持った人たちのために何かできないか、と考えてくれている発達障害に関心のある人たち

1⃣同じ発達障害を持って仕事や対人関係に悩んでいる人たち

これはズバリ”当事者”です。僕と同じ発達障害の人へぜひ届いてほしい。

発達障害のことはまだまだわからないことだらけです。それは精神病院に通院していても感じますし、僕自身もうまく説明できない、わかっていない部分がたくさんあります。

人間はわからないものに対してすごく神経を使ったり不安になってしまいます。頭の中でそれらが『分かっている状態』にすることはとても人生において大事なポイントになってきます。

ですが、仕事や日常生活で余裕がなくなってなかなかそれができない状況の人が多いと思うので、僕がブログを使ってその人たちのお手伝いをしたいと思います。在宅ワークを生業としている僕にはそれができるのです。時間のないみなさんの代わりに僕が頭の中をできるだけ整理して言葉に起こしていきたいと思います。

日本ではまだ発達障害に気づいていない人たちも多くいて、診断は受けていないけれど周りとのギャップに苦しんでいる人へもこのサイトが何かの助けになれたらと、この思いが届いたら良いなと思います。

いろんな状況のいろんな人の不安や「なんで?」を少しでも解決できるカテゴリーにしていきたいです。

2⃣発達障害のお子さんがいて育て方に迷っている親御さんたち、または福祉の仕事をしている人たち

2番目は”発達障害を持っている人と直接関係がある人”です。

僕は現在、大きな精神病院に通院しています。その病院で働いている職員の方の大部分は国家資格を持っているプロフェッショナルです。にも関わらず、発達障害や精神疾患についての理解はほとんどないように感じます。

2005年から発達障害者支援法ができて認知は上がれど理解はまだまだです。

それも無理はありません。自分が解らない感覚については経験しない限りそう理解できるものではないと思っています。

それを理解してもらうためのカテゴリでもあります。

僕が発達障害として産まれてきたのは僕のせいではないけれど、自分がこういう人間だと解ってほしいなら自分でそれ相応の行動をする必要があると考えています。

自分がどれだけ恵まれていない環境にいても自分が立ち上がらなければならない

これは僕の座右の銘のひとつです。

人間はどんな環境に産まれてくるのかは選択できません。場合によってはその環境や親を恨んだりするかもしれない。

けれど、それは結局、その人の問題を解決することにはならない。どんなに理不尽で納得いっていない状況でも自分で行動したり、訴えたりしていくしかないのです。

周りが理解しないのを周りのせいにしても始まりません。それが例え国家資格を持った人たちでも、ある程度のハードルを要求することは意味のないことなのです。

僕がこのブログを通じて少しでも従事している方に伝わって、それらの病院を利用している方にもメリットになっていくような存在を目指してやっていけたらなと思います。

3⃣発達障害を持った人たちのために何かできないか、と考えてくれている発達障害に関心のある人たち

これは”発達障害とは直接関係がない”人たちのこと。このカテゴリは直接、発達障害に関わっている人たちだけを対象にしていません。

近年は、LGBTQ、マイノリティ等、様々な多様性を考える時代です。

いろんな人がいて、その人に対しての配慮があるのが当たり前になってきています。

この世の中の流れは発達障害である僕にとってはとても嬉しいことです。

世界の運動やなにかの目標に無理して乗っかっている訳ではない。それだけ全体的に世の中が便利になって余裕がでてきたのだと

僕は今の時代、ただ『生活するために働く』や『進学→仕事→結婚→出産』のようなステレオタイプの生き方をする時代じゃなくなってきていると考えています。

発達障害やLGBTQ以外にも生きづらさを感じている人はたくさんいます。

僕個人の見解として発達障害の人たちを理解し社会に受け入れようとする動きは国力を上げることにも繋がると考えています。それは、数多くの国内外含めた有名な発達障害を公表している人たちが照明してくれています。

しっかり理解し、サポートがあることによって発達障害は定型発達の人以上に経済効果を生み出します。

そして、一般的でない感覚を持った発達障害を理解し付き合うことは、日常のいい刺激にもなるはずです。

そんな世の中は僕ら発達障害を持っている側にも世の中側にもメリットがあることを広めていけたらどんなにいいことだろう。

そんなことを考えながら日々ブログを書いているとわくわくします。

だから『直接、発達障害と関係ないよ』と言う人も是非このブログで発達障害という人間や特性を知っていってもらえたらなって思います。

それを踏まえた上でこれから4つのカテゴリーの紹介をみていただけたらと思います。

発達障害、HSP等

生きづらさを抱えて辛い人生を送っている女性

僕は『発達障害(ASD)』と、もうひとつ『HSP』という気質があります。

HSPのDOESについて
ASDへのひとりが好きという誤解-Kaito Blog
ASDへのひとりが好きという誤解-Kaito Blog

ASDが誤解されたちな”ひとりが好き”というイメージを解説していく。ひとりを気にしている人はどこを配慮してもらい、何を頑張るかを棲み分けをすることで必要以上に気にすることを無くす。人と馴染めない性格の ...

www.asd-ykmr.online

このカテゴリーではその2つ、そしてその他の僕のアレルギーなど生きづらさの元になっている部分についてみなさんに知ってもらうカテゴリーにしていこうと思っています。

何も僕のことを押しつけようっていうのではなくて…

それらを広めることはそれぞれで苦しんでいる人の助けになると信じているからです。

知られていないだけで生きづらさを感じている人は世の中にたくさんいます。なんならまだ自分がそうだとは気づいていない人も大勢いるはず。

その人たちに届くように、また周りもそのような人たちのことを考え、配慮できる社会になるようにたくさんの人に僕の疾患やアレルギーで見てきた世界、経験してきたことなどを共有して広めていきたい。そんな想いがあります。

ただ紹介するだけじゃなくて僕や周りの人がどんな人間でどのように社会で生きづらさを感じているか、どうしたら生きやすい世の中になり、そのためにはどのような周りの配慮が必要で、僕らはなにを目指すべきかなどひとつひとつ例を挙げて紐解いていきます。

残念ながら発達障害もHSPも一回でちゃんと理解してもらえるほど簡単ではありません。

なのでみなさんにも少しずつゆっくり理解していってもらえたらと思います。

HSPにつて

ここでHSPについて軽く説明します。上のリンク先の記事にはないHSPの概要を少しだけ

HSPは、生まれつき持った気質であり、病気ではありません。しかし、全人口の約15~20%、5人に1人が該当すると言われています。それだけ生きづらさを抱えた人が多いということです。

僕も自己診断ですが、とても自分に当てはまっていました。自分がHSPだとわかること、自分と同じ人がたくさんいることを感じれることはとても励みになりました。

その他、アレルギーなど

僕のアレルギーや影響についてなどはこちらの記事を

これらは基本、根治はできません。日常の制限も多くなります。

日常に沿ったものであるため、地味でその瞬間の苦しさはで言えばもっと大変な人はいくらでもいるというレベルですが、同じく辛い想いをして生きている人がたくさんいます。

その人たちにひとりでも多く届くように頑張っていきたいです。

恋愛、人間関係

コミュニケーション障害をもった男女の恋愛成就

ASDの特性のひとつに”コミュニケーション障害”があります。

僕も人間関係には大変苦労してきました。

ASDにとって人間関係は社会で生きるうえでのの大変大きなテーマです。

ですが、ASDじゃなくても男性でも女性でも人間関係に悩んでいる人はたくさんいるはずです。

コミュニケーション障害を持っていると単純に人が苦手というだけじゃなくて、定型発達の人にはない視点を持っていたりします。

だから

  • 自信を持っている人 ⇒ コミュニケーションにおける正解を知っている
  • 自信がない人 ⇒ コミュニケーションにおける正解を知らない

ではないことも知っています。

人生で最近やっとはじめての彼女ができたのですが、恋愛についても『元々、恋愛ができていなかった視点』からものが言えます。今までいろんな本を読んだり講座を受けてみたりした人も違った発見がある可能性が高いと思います。

恋愛は生きていくために必ず必要なことではない。けれど、なぜか経験がないor少ない、と誰に指摘されるわけでもないのに気になってしまうもの。

人間関係についても生きていく上で絶対に必要なスキルではないはずなのに、自分の人生に直結するくらい大きいものだと思います。学校でも職場でも勉強や仕事ができるよりもどれだけ人と上手くやっていけるかの方が出世もしやすいし、精神疾患も患う確率が低い。

でも、難しいことはいりません。自信がないから自分が間違っていると思い込んでいるだけで、コミュニケーションに正解はない。あなたという個性をどう見せて受け入れてもらえるか、その工夫の部分にフォーカスすればいいだけのこと。

そのようなことを、僕の経験と”他の人とは違う視点”を持ってカテゴリーで伝えていきたいと考えています。

ライフハック

家計簿のどのジャンルにどの程度お金を使っていいかをちゃんと決めるというライフハックを実行している男性

これは発達障害に困っている人に向けた”生活の工夫”を提案していくカテゴリーです。

ライフハック(Life Hack):日常生活をより効率的に、便利に、そして快適にするための工夫やテクニックのこと。この言葉は、生活(Life)とコンピュータ用語のハック(Hack)を組み合わせてできた造語

発達障害は日常の生活でちょっとしたエラーがたくさん起きます。例に挙げてみるとこんな感じ

ASDの場合

  • 騒音や光に敏感で、イライラしやすい
  • 特定の食感や匂いを苦手とする

ADHDの場合

  • スケジュール通りに行動するのが難しい
  • 待ち合わせや締め切りに間に合わないことが多い

この中の騒音に対してなら『耳栓をする』とかスケジュール通りに行動するのが難しいのなら『スケジュール』

生活に支援が必要なほどではないので「ひとりでなんとかしないと…」という場面が多くなりがちで、気づいたら余裕がなくなっていたりします。時にはちょっとしたことでも人や現代の便利なツールに頼ってみたりして問題を解決する必要があります。

このカテゴリーでは発達障害に役に立つアプリやツール、傷つかないように、又は余裕がなくなったり流されないような心構えなんかを書いていけたら良いなって考えています。

ブログについて 

ブログについて必要になってくるデスク周りの環境

ASDにとってブログは向いている仕事のひとつだと感じています。どんな点がそうかというと

ASDにブログが向いている要素

  • 独自の視点と興味関心 ⇒ ブログ記事のネタ探しに困らない。読んでくれる人へ有益な情報を提供できる
  • 言いたいことがたくさんある ⇒ 寡黙な性格と捉えられがちだが、実は持論が常に頭の中にいっぱいある
  • 集中力と持続力 ⇒ 興味のあること(ブログのネタ)に対しては、長時間集中して取り組むことができる
  • 誠実さ ⇒ 嘘をついたり、ごまかしたりすることを苦手とするのでブログ記事の内容も、誠実で真摯なものになりやすい
  • 論理的な思考力 ⇒ 論理的に思考する能力に優れているため、ブログ記事を論理的に構成し、分かりやすくできる
  • こだわり ⇒ 一つのことにこだわり抜く力はブログの内容に反映され、オリジナリティの高いブログを作れる

ASDの特徴を僕なりに当てはめてみました。実際どれもブログを書いていてそう感じます。

逆にこだわりが強すぎてひとつの記事のボリュームが大変になってしまいことも…😅

でも、それが人と違うものに仕上がっているという自信にもなっています。

他のASDの人も全く同じではないにしても似たような特性を持っているはず。社会では生きづらさを感じるその特性を活かせる手段を提供していけたらと思います。

プロ並みになんでも教えてあげることはできません。逆にブログは解らないことだらけで日々、WordPressと悪戦苦闘しています。

でも、その感覚も同じASDなら共感するだろうという所を拾い上げて、今まで僕が見てきたネットの”ブログについての記事”にはないものをご提供していくつもりで頑張っていきます。

…正直、僕自身がブログについてネットを探していてもそれほど丁寧なものがなかったというのも動機としてあります^_^;

かいと
かいと

自分が納得できるものがなかったら自分で作ってしまえ!

という精神です笑

なので、知識の上ではこれ以上ない見切り発車感が否めないけれど、一般的なブログに関しての記事よりも読者目線を意識した記事を目指していけたらなと思っています。

エッセイ

エッセイを書く少女

エッセイという言葉には次のような意味や特徴があります。

  • 形式にとらわれず、著者の個人的な視点や感想を述べることができる。厳密な構造や形式に縛られることなく、自由に書くことが許されている
  • どんなテーマでも取り上げることができる。日常生活の出来事、文化、社会問題、哲学的な考察、個人的な経験など、さまざまな題材が対象
  • エッセイは著者の個性や感情、考え方が強く反映される文章で、著者のユニークな視点や表現方法が重要視される
  • エッセイは論理的な分析や考察を含むことが多く、同時に感情や感覚的な要素も含まれる。論理と感情のバランスが取れた文章が求められる

上の『ブログについて』

  • 独自の視点と興味関心 
  • 言いたいことがたくさんある 

の2点についてがこれにあたります。そう、ASDは言いたいことがたくさんあるのです。

あまり、周りに言っても受け入れてもらえなかったり、わざわざ表に出す必要性も感じていなかったりするので誤解されがちですが、実は喋りたいことがたくさんあるのがASDです。

けれど、それは独りよがりなものなので、自分だけの自由に吐き出せる場が必要。それを出すのにうってつけの場がブログです。

一人で集中して作業ができ、好きなテーマを好きなだけ誰にも邪魔されずに書けます。

普段、相手に伝えるための言葉が上手く出ない人も充分時間を使えるし、間違えてるとかそんなことも気にする必要がない。

ブログは正直、こんなにASDと相性の良いものがあるのかと思うくらいのツールです。

ASDのお子さんがいるご家庭の親御さんも、ぜひ「どのサービスでもいいので、お子さんに小さい頃からブログに触れさせてあげてほしい」と提案したいくらい合ってると思います。

僕が『エッセイ』というカテゴリを作ったのもそんな理由からです。これは誰のためでもなく僕のためのカテゴリです。

自分の思ったことを想いのままに書いていきます。全く読む人のためにならないことって訳でもないけれど、基本は僕の脳内を表現して僕という人間を解ってほしいという空間にしていきたい。

そんな中でもASDの”独自の視点と興味関心”をもってみなさんに興味を持ってもらえる記事を書いていけたらなって思っています。

まとめ:発達障害の夢を背負って

これは大げさに聞こえるかもしれませんが、僕の中ではブログは大きな目標があってやっています。それは、

たくさんの発達障害の人に自分の道を見つけて、充実した人生を送ってほしい

というものです。

『ライフハック』のカテゴリーで生きづらいと感じている部分を克服してみようとか、『ブログについて』カテゴリーで雇用される仕事にこだわらずに在宅ワークに可能性を感じて生きるとか、『恋愛、人間関係』カテゴリーを読んで自分に自信をつけてみるとか、型にはまらずに新しい時代の新しいやり方で自分の生きた方を見つけてほしい。その手助けを僕がしたい。

これは僕自身が社会に出てどれだけ組織の中でやっていくのが大変かを実感しているから。IQが必ず低いわけではない発達障害がそんな正解のないようなことで自信を無くして能力を発揮できないなんてもったいない!今は令和の時代。仕事が多様化しているし、どこかに自分に合った職種があるはず。

こんなこと言うと

楽な仕事なんて世の中に存在しない

という人がいます。たしかに楽な仕事はないかもしれません。でも、大変でもやりがいのある仕事なら確実に存在すると言いたいです。

どれだけ大変でも情熱を預けられる、他の仕事と違って仕方なく生活するためにするのではなく、自分のその自然に湧き上がる熱量を使って社会貢献する。そんなちょうど需要と供給がマッチするような仕事が今の時代なら見つけられます。

…というか見つかる社会であってほしいです。

さきほども言いましたが、発達障害はIQが低いわけではない。なのにそれが発揮できない環境しかないのは日本という国の損失だし、あまりに夢がありません。

なにもこんな可能性だけの話をしたいんじゃない。でも、そのためには僕自身がこのブログで頑張って結果を出してみなさんにその意志を届ける必要があります。

どうか僕のブログ活動を応援してください。きっと発達障害以外の生きづらさを抱えている人も含めて、たくさんの人が自分の道を見つけて人生を豊に過ごせる、このサイトはそんな場所にしていきたいです。

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